こんにちは!BLOC NATION ラボチームです。

8月29日(土)に開催されたDesign Thinking Day#5にBLOC NATIONラボチームのインターン生として新しく加わった私が、ワークショップ参加者の方々と一緒にデザイン思考のメソッド、そして一連のプロセスを体感してきました。本記事ではワークショップの内容と当日の様子や感じた事をお伝えしていきたいと思います。

目次

  1. ワークショップの目的・コンセプト
  2. デザイン思考の前提知識
  3. Gather Inspiration~フィールドワーク~
  4. Generate Ideas~ビジネス・ブループリント~
  5. Share The Story~ストーリーボード~
  6. 振り返り
  7. 最後に

ワークショップの目的・コンセプト

第5回目の開催となる今回のワークショップのテーマは、「実践型ワークショップで革新的なビジネスをデザイン!(COVID-19 Redesign Challenge)」でした。世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスの影響下における顧客の経験価値を高める革新的なビジネスデザインを考え、「デザイン思考」についての理解を深めました。

デザイン思考の前提知識

まず、グループワークのイメージや雰囲気を掴んでいただくため、デザイン思考の生みの親であるIDEO社が参画した「PillPack」プロジェクトの動画を観ました。

PillPackとは、日にちや時間ごとに薬を小さな袋にパック詰し、お客様のお家までお届けするサービスです。薬を処方してもらうために毎回薬局の列に並ぶこともなくお客様は時間を節約することができ、薬の飲み間違えも防ぐことができます。

出典:PillPack

https://www.youtube.com/watch?v=mUnGZJojCuI

PillPackのビジネスモデルの説明を聞いたあと、デザイン思考の一連のプロセスを通して活用する様々なフレームワークや知識について、理解を深めました。

皆さんは“I Like/ I Wish”フィードバックをご存知でしょうか。

ディスカッションを進めて行くにあたって、「建設的なフィードバックを促し、受け入れる」ことが大切さだと考えており、I Like(良いと思う点は…)と素直に相手を褒めた後、I Wish(希望を言うとすれば…)と改善点を提案する。というフィードバックのやり方です。このフィードバックの方法は、相手から承認されている感覚を得ることができ、改善点を受け入れやすくなる傾向があるのです。また、ブレインストーミングにおいての「否定から入らない」「ぶっ飛んでよし」などのより創造的なアイデアを生み出すための心構えをも確認しました。

実際にワーク中、否定的なことを言われるより同意の意見やそれをさらにこうしたらもっといいかもというプラスのアイデアをもらった方が、場の雰囲気も良くなりより話し合いが活性化されたので、“I Like/ I Wish”フィードバックは効果的な手法だと感じました。

Gather Inspiration~フィールドワーク~

フィールドワークでは、顧客に共感することに取り組みました。まずチームごとに話し合ってもらいペルソナを設定し、事前に一人一枚ずつお配りしていただいたスタバカードを利用し、近くのスターバックスにてサービスサファリとシャドーイングを実際に行いました。スターバックスで行ったフィールドワークでは、GoogleKeepにその場で感じたことや、スターバックスの店舗の良い点、悪い点など細かい事までたくさんメモを取りました。サービスサファリのように自分が体験するのはもちろんのこと、顧客を観察するというシャドーイングも大切で、客観的にサービスやお店全体を俯瞰して見ることで、新たに気付くことが多かったです。

出典:Starbucks

Generate Ideas~ビジネス・ブループリント~

次にビジネス・ブループリントを作製しました。

フィールドワークを通して書き留めたポストイットを使い、良かったものと不満なものを可視化していきました。

ファシリテーターの菱川からビジネス・ブループリントの各マスの説明とポイントを聞いた後、フィールドワークの洞察をもとにそれぞれのチームごとに各マスを埋めていき、一枚の模造紙にビジネス・ブループリントを作り上げました

Share The Story~ストーリーボード~

各チームでアイデアをブラッシュアップし、ストーリー調で表現して順に発表しました。

一つ目のチームは「スターバックスのサービスをお客様に届ける」というサービスを提案しました。住宅街で生活する主婦をペルソナに設定し、近隣にスターバックスがなく、かつお子様が小さい場合はスターバックスへ行きづらいという課題を、スターバックスのワゴン車が住宅街を訪れることによって解決するというものでした。密を避けられるサービスで社会課題に対しても前向きな取り組みであるため、スターバックスで実際に取り組みそうな非常に面白いアイデアだと思いました。今、自宅にいる時間が長いからこそ近くに小さな喜びとなるサービスがあると、より人々の心が穏やかになり、コロナが終息した後でもまたスターバックスに行きたいと思うお客様も増えるのではないかと思いました。次に繋がるサービスを考えられていて、素晴らしいです。

もう一方のチームは、「子持ちのお父さんお母さんが一息つけるパーソナルな防音スペース」というサービスを提案しました。小さいお子様を持つお父さんお母さんをペルソナに設定し、コロナによって自宅での子育てに窮屈さをたまに感じるという課題をスターバックス内にパーソナルスペースを設けることで解決するというものでした。こちらもご時世を考慮した、スターバックスとしてもロイヤルティを高められそうな非常に面白いアイデアだと思いました。在宅勤務が増える中、家の中で仕事をしなくてはいけない方が増えている中で、家と違う空間でお仕事をできることはよい気分転換になるのではないでしょうか。また、お家では楽しめないスターバックスのドリンクを飲みながら人の目を気にせずお仕事ができる環境は、今の状況にとっては嬉しいサービスとなるのではないでしょうか。

発表が終わったら、チーム同士でお互いにフィードバックしていきます。一人につき良いと思った点と問題点それぞれ2つずつ、改善点を1つポストイットに書き留めていただきました。

振り返り

別のチームからもらったフィードバックをもとに自分たちのストーリーやアイデアについて振り返りをし、最後にファシリテーターの菱川が本日のワークショップの総括をしました。

社会の状況が著しく変化していく世の中で、今の時代に合ったサービスを考え、より人々が快適に過ごすことができるデザインを創り上げるために、参加者の皆さんは多くの意見を出してくださり、話し合いが活発に進んでいらっしゃいました。普段は考えないような身近なことへの疑問や問題点に気づくことができ、私生活で利用するサービスへの関心を深める良いきっかけにもなるワークショップでした。人と会う機会が減った今だからそこ、話し合いの楽しさや意義を改めて感じていただけたら幸いです。

最後に

今回は3時間という短い時間の中でフィールドワーク、シャドーイング、サービスサファリ、ビジネス・ブループリント等たくさんのことを行いました。初めてのことばかりでしたが、チームの方と協力し合いながら楽しい時間を過ごすことが出来ました。フィールドワークでは、普段はしないような店内観察をしたり、ペルソナの方になりきってドリンクを注文したりと、普段することがない経験をすることができ、楽しかったです。

年齢や職業が違う方と交流する機会が少なくなっている今、とても貴重な経験をすることが出来たのではないかと思います。違う環境で過ごしているからこそ、自分が思いつかないようなアイデアや価値観を見つけることができ、新しい発見をすることができました。

このワークショップは普段生活していると気づかないようなことに気付けたり、面白い発見をすることができたりするので、デザイン思考を身につけたい人だけでなく、新しい人に出会い新しい発想を生み出してみたい人にもおすすめです。

今後も同様のワークショップを行っていきます。もしご興味を持っていただけましたらぜひ参加してみてください。

Design Thinking Day | Peatix

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です