Lesson 2「アイディアを生み出す」

セクションの目的

Lesson 2では、既存の枠にとらわれない、画期的なブレークスルーとなるアイディアを生み出す方法を考えていきます。

ケーススタディはこんな内容!

今回は、教室用の椅子をリデザインしてほしいという依頼を自分が受けたと想定して、そのアイディアがありきたりなものにならないようにするためにどうするか考えます。

この案件に対しIDEOは、将来長く使い続けられるような椅子のアイディアを生み出すべく、様々なアイディアを幅広く発散させる、拡散型思考を行いました。その結果、快適で多様な用途がある「ノード・チェア」を開発しました。


出典: https://www.fastcompany.com/1660576/ideo-and-steelcase-unveil-school-desk-future-teaching-updated

写真からも分かる通り、キャスター付きで容易に机の向きを変えられるこの画期的な椅子は、教室内のコミュニケーション、コラボレーションを活発化させてくれるという利点がありました。このアイディアも、IDEOのメンバーで話し合う際に積極的にアウトプットし、wild idea(野心的なアイディア)のような一見すると突拍子もないような意見も、柔軟に受け入れられたからこそ生まれたものでした。

拡散型思考をする際のコツとは?

今回のケーススタディで学んだ、拡散型思考にあたっては「マッシュアップ」をお勧めしています。「マッシュアップ」とはどんな手法なのかというと、本当にイノベーティブなアイディア創出のために、現段階では結びつきが考えられないようなモノ同士のコラボションを想像してみる方法です。アクティビティではこれを早速実践してみます。

アクティビティで実践してみよう

自分でまず、二つのカテゴリーから構成されたリストを作ります。私の場合、Lesson 1で選んだテーマが楽しい会議にするには、だったのでそれに関連してカテゴリー1には「人が引き込まれるもの」、2には「会議室にあるもの」を思いつくままに書いていきます。作成されたリストをもとにランダムに1と2同士を組み合わせてくれるので、その(あり得ないような)組合せから生み出されるアイディアをひねり出します。

例えば、「スポーツ」+「窓」という組み合わせが出てきたので、スクリーンが取り付けられた窓を使ってエクササイズビデオを上映し、会議中にリフレッシュできるようなアイディアなどを想像してみました(笑)(そんな会議の情景があったらなかなかに面白い)

Lesson 2のポイント

野心的なアイディアを恐れない

馬鹿みたいに思えてしまうアイディアと、世の中をあっと驚かせるようなアイディアは実は表裏一体だったりします。自分自身、そしてチームメンバーのコンフォートゾーンを超えた想像力を身に付けたいですね。

自分の考えを批判しない

野心的なアイディアを恐れない、と意識していたとしても、ふと周りの意見を気にして枠にとらわれてしまうこともありますが、勇気を出してこれらを度外視してみると自分自身のクリエイティビティを磨くことに繋がっていきます。

結局アイディアを生み出すためには?

ポイントは二つあります。一つは今回紹介した「マッシュアップ」のような手法を用いて、既存の枠を超えて考えられるように自分たちで工夫していくこと、そしてもう一つはチーム全員が「遊ぶことはイノベーションのカギ」である、というマインドをもって、失敗を恐れずにアイディエーションをしていくことだと言えます。

次回は、Lesson 3「アイディアを具体的な形に落とし込む」を紹介していきます。


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