少し間が空いてしまいましたが、Designship2019のセッションレポートです!

ブランディングデザイン】というテーマのセッションを取り上げます。モノやサービスの質が全体的に上がりすぎて拮抗しているこの時代、人の心に響く「ブランド力」ってとても大切ですよね。

お話ししてくださったのは、エイトブランディングデザイン代表の西澤さん。この15年間、ブランド開発に打ち込んでこられたそうです。

エイトブランディングデザインとは、「ブランディングデザインで日本を元気にする」という理念のもと、企業のブランド作りに一から十まで関わる会社です。何ケースか事例を紹介していただいたのですが、「nana’s green tea」という和風カフェの内装デザインを店舗ごとに変えるというアイディアには驚きました!

ブランディングとは

ブランディングって、流行語であるからこそ定義づけが難しいですよね。西澤さんによれば、ブランディングとは「差異化」だそう。大事なのは、差別化するためにただ奇をてらうのではなく、他との違いをお客さんに正しく伝えることです。

マーケティングが売るゲームだとしたら、ブランディングは「伝言ゲーム」であり、伝わった後に伝えたくさせなければならない、というお話が印象的でした。

ブランディングに必要なもの

ブランディングに必要な要素、それは

3つで、上から順に大切とのことです。

トップとは、デザイン開発メンバーのトップのこと。つまり、伝言ゲームで一番最初に言葉を伝える人。ここをいかにデザインするかが鍵となります。

ブランディングデザインとは

ブランディングは「差異化」であり、最初の熱意が重要であることが分かりました。では改めて、「ブランディングデザイン」とは何なのでしょうか。それは、「経営のデザイン」です。

例えば、パッケージデザインならその作成にだけ携わる、ということではなく、会社全体の経営から丸ごと関わっていきます。その理解を作っていくことが必要なのです。つまり、これからデザインのトレーニングと言ったらデザインの勉強だけではなく、同じくらい経営の考え方を学ばなければなりません。また、経営者も同様に、デザインについて知る必要があります。真のブランディングデザインは、【経営とデザインの融合】とのことでした!

作り上げようとしている「ブランド」って?

最後に、エイトブランディングデザインの経営理念にも関わる、私の心に響いたお話を紹介します。

会社が作り上げようとしている「ブランド」とは、一口に言えば「約束と生き様」だそうです。

例えて言うなら、ブランディングデザイナーは「鬼に金棒を作る仕事」。すごく情熱と元気があっていいモノを作る鬼のような経営者がいるとして、その人が使う武器、金棒が必要です。デザイナーはその金棒を作ります。しかし、そこでただかっこいい棍棒を作ることに力を注ぐのではなく、握りやすく、いい感じの重さで、使いやすいものを提供するのです。

 

また、ブランドとは有言実行なので、どんな風に元気に道を切り開いていくのか、約束してほしい。そしてその生き様をお手伝いしたい。「その生き様」こそがブランド、ということでした。

いい人、いいサービス、プロダクトを作る人々はたくさんいます。その出会い一つ一つを元気にしていくことが、翻っては日本全体を元気にすることにつながる、とおっしゃっていました!

おわりに

ブランディングデザインの奥深さと同時に、西澤さんの仕事への熱い想いがこれでもかというほど伝わってきた素敵なセッションだったように思います。今後ますます重要性を増してくるブランディングデザイン。新しく何か学ぶなら、これかもしれません!


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