「バリュープロポジションキャンバス」という言葉をご存知でしょうか。
カタカナが多すぎて読みにくい、と思ってしまいそうですね。

では、元の英語を見てみましょう。
Value Proposition Canvas (VPC)

「バリュープロポジション」は直訳すると「提供価値」という意味になります。バリュープロポジションという言葉は現代におけるビジネスモデルの変化に合わせて出現したものです。

提供価値 (バリュープロポジション)

提供価値:企業が提供する商品やサービスの価値を示す言葉

現代では、プロダクト主導モデルからライバルとターゲットを設定して差別化を図る「顧客へのバリュープロポジションを最重視するモデル」へと変化しました。

その背景としては、時代の変化に合わせた企業戦略の変化があります。科学技術が進むにつれ、私たちの生活はたくさんのモノで溢れるようになりました。そのため、新しいモノを作るだけでは企業の成長が図れなくなり、他企業と差をつけるために「顧客のニーズを満たすかどうか」という点を重視して商品やサービスを提供するようになりました。しかし、他企業との差別化を重視するようになっていった結果、顧客本来のニーズとずれてしまうことが起こるようになったのです。そこで、問題解決のために生まれたのが「バリュープロポジションキャンバス(VPC)」です。

バリュープロポジションキャンバス

バリュープロポジションキャンバスを簡単に説明すると、「ニーズのずれ」を解消するためのフレームワークです。市場・製品フィットを検証し、ビジネスモデルキャンバスやリーンキャンバスを補完する役割があります。


Bizmake Media より

図の左側にある正方形では提供価値を構成する要素、右側にある円では顧客セグメントを表しています。それぞれの項目を見ていきましょう。

『提供価値を構成する要素』
1. 提供する製品、サービス+特徴 Product & Services
2. 提供サービスによって得られる嬉しい要因 Gain Creators
3. 提供サービスによって減らすことのできる嫌な要因 Pain Relievers

『顧客セグメント』
1. 顧客のしたいこと(仕事)Customer Jobs
2. 顧客が嬉しいこと(メリット・恩恵)Gain
3. 顧客が嫌なこと(障害・リスクや悪い結果)Pain

そして、以下はバリュープロポジションキャンバスを実際に活用してみた例です。


※実在する企画ではありません※

まとめ

いかがでしたでしょうか。

バリュープロポジションキャンバスは「顧客のニーズのズレ」を解消するものであるということが分かりましたね。新しい商品やサービスのアイデアをまとめる際に使用すると、思考の整理ができそうです。ぜひ活用してみて下さい!

参照

Bizmake Media. (2018). バリュープロポジションキャンバス (VPC) とは?
https://media.bizmake.jp/method/about-vpc/
ビジネス塾. (2018). バリュープロポジション (キャンバス) の意味と例を図解
https://business-1.net/value_propsition/


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