ダブルダイヤモンドとは読んで字のごとく、二つのダイヤモンドを描くように物事の発散と収束を図っていくというものです。
そのままでわかりやすいですよね。
「ダブルダイヤモンドの意味」
二つのダイヤモンドのうち一つは
探索「Discover」
定義「Define」
で形成され、もう一つは
展開「Develop」
提供「Deliver」
で形成されています。
「それぞれの役割」
探索「Discover」→個々の問題点や課題などを洗い出していく
定義「Define」→ 洗い出した個々の問題点や課題を定義づける
展開「Develop」→定義づけされた問題点や課題に対しての対処方法などをリストアップする
提供「Deliver」→解決策を提供する
このように、二つのダイヤモンドを構成する4つの要素の英語の頭文字が「D」ということも大きな特徴です。
ダブルダイヤモンドを取り入れることで、物事の問題点や課題の対応に失敗してしまうというケースを回避することが期待できます。
一つ目のダイヤモンドでは、解決が必要な問題点や課題を正しく見つけることができ、
二つ目のダイヤモンドでは問題に対する正しい解決策や方法を見つけることが可能となります。
実際のビジネスの現場でもダブルダイヤモンドの発想に基づいた取り組みが、さまざまな分野で取り入れられています。
ありとあらゆる商品やサービスを作り上げていく時にも必要なプロセスとして定着しつつあります。