Service Design Impact Report : Public Sectortとは、多様化するサービスデザインの公共への周知の範囲やその方法などについてを検討したものです。
刻一刻と変化を見せる環境の下では、揺るぎないルールや規則の明文化が求められることもあり、普及を見せるようになりました。
『Service Design Impact Report : Public Sector(jp)』日本語版(full)※出典:Service Design Network Website
この取り組みを世に送り出したのがService Design Network(SDN)であり、2015年度から活動に乗り出していましたが、正式に発表されたのが2016年となっています。
具体的な内容では、
・サービスの適用される範囲について
・立法や組織の変革
・市民の巻き込み
・行政官の能力開発
・ITの活用
以上の5つの要素から分析・論評しています。
物事や事象を可視化させ、多面的に見ることができるようになるのが狙いです。
時代の変化に伴い、サービスデザインに対する考え方や発想にも大きな変化が見られます。
一層複雑化する流れをいかに効率良く取り入れられるかも成功のカギを握るといえるでしょう。
グローバル化やデジタル化の波が押し寄せている日本でも、サービスデザインのあり方が常に問われているのは間違いありません。
行政サービスの取り扱いを行う官公庁はもとより、民間企業でも、サービスデザインを充実させることが求められます。