ZMETはZaltman Metaphor Elicitation Techniqueの略で、「ZMET調査」はザルトマン・メタファー表出法などといわれます(「ザルトマン」はこの手法の開発者)。「メタファー」と名の付くとおり、メタファー(比喩)を用いた顧客調査法です。少しユニークな方法となっているので、ぜひ楽しんで記事を読み、またご活用ください!

ZMET調査とは

ZMET調査とは心理学や脳科学をマーケティングに応用したもので、「人間はイメージやメタファー(比喩)によって思考する」という考え方から、イメージやメタファーを活用して消費者の潜在意識や深層心理、購買動機を探る手法のことです。

ZMET調査の手順

具体的な手順は以下のとおりです。
①1つのテーマを決め、それに関する写真や絵を10枚弱ほど調査対象者に持ってきてもらう

②なぜその写真を選んだのかなどをインタビューしたり、複数人で話し合ったりすることによって、潜在意識を顕在化させていく

③そこで出てきた言葉などのイメージを駆使して、多くの消費者に特定の行動を誘発するように働きかけていく

人間の意思決定の大半は無意識のうちに行われ、その割合は90%を超えるといわれています。つまり、「なんとなく」という理由で商品を購入する人が多いということです。この方法はそういった無意識で行われる意思決定にアプローチすることができるため、マーケティング戦略を考えるにあたって非常に役立つといえるでしょう。

例えば「カレールー」というテーマでザルトマン・メタファー表出法を活用した戦略が成功すると、顧客に「カレールーといえばこれ」という意識が定着されるため、たくさんある商品の中から選ぶのではなく、事前にその商品を思い出して買ってもらえることになるため、自然と売り上げにつながります。

終わりに

「なんとなく」という言語化が難しい動機にも丁寧に向き合うことで、顧客に選んでもらえる商品やサービスを生み出し、またアピールすることができます。ぜひ挑戦してみてください!

参照サイト:
ビジネスモデル百貨店、メタファーを活用したユーザー調査について(ZEMT法)[online] https://tomoki-rundog.blogspot.com/2014/02/zemt.html (アクセス日:2021/02/23)
マネジメント研究所、ZMET調査 [online] http://www.manegement-tk.jp/blog/2016/09/post-2305.html (アクセス日:2021/02/23)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です