ZMETとは、Zaltman Metaphor Elicitation Techniqueの略で、OLSON ZALTMAN ASSOCIATESが開発したザルトマン・メタファー表出法などと訳されるマーケティング用語です。

これは、心理学や脳科学をマーケティングに応用したもので、「人間はイメージやメタファー(比喩)によって思考する」という考え方から、イメージやメタファーを活用して消費者の潜在意識や深層心理、購買動機を探る手法のことです。

具体的な手順としては、まず事前に一つのテーマを決め、それに関する写真や絵を調査対象者に持ってきてもらいます。そして、なぜこの写真を選んだのかなどをインタビューしたり複数人で話し合うことによって、潜在意識を顕在化させていきます。そこで出てきた言葉などのイメージを駆使して、多くの消費者に特定の行動を誘発するように働きかけていく、というような方法で行われます。人間の意思決定の大半は無意識の内に行われ、その割合は90%を超えると言われています。なんとなく、という理由で商品を購入したりする方が多いということです。この方法はそういった無意識の内に行われる意思決定にアプローチするやり方です。

ザルトマン・メタファー表出法で商品のイメージを持ってもらえると、スーパーで買い物をしながら晩ご飯のメニューを考えている主婦の方であれば、たくさんある商品の中から選ぶのではなく、事前にその商品のことを思い出してくれるため、自然と同じ商品を買ってもらえるようになります。


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