VSPROモデルは、コンサルティング会社であるアーサー・D・リトルが開発したフレームワークであり、組織のマネジメントを考える際に有効です。VSPROの検討対象はビジョン (Vision、V)、戦略 (Strategy、S)、プロセス (Process、P)、リソース (Resource、R)、組織 (Organization、O) です。

このモデルは、同様にマネジメントシステムの検討に用いる7Sに類似したフレームワークです。7Sの構成要素を大きくまとめたモデルであり、7Sと比較してより高い汎用性を持ったフレームワークであるといえます。VSPROは、理想的なマネジメントシステムの形と、現状のマネジメントが抱える問題点の分析に使うことができます。加えて、企業が成功要因を分析する際に適用することも可能です。

このモデルで検討や分析する項目の例は次のようになります。V:目指すビジョンの良否。S:戦略がビジョンの実現に適しているか。他社との差別がなされているか。P:戦略実行プロセスとビジョンとの整合性の検討。そのプロセスを実行することで競争優位に立つことが可能か。R:戦略およびプロセスを実行するための資金、設備、人材が十分に整っているか。O:戦略およびプロセスを円滑に実行できる組織か否や。従業員のビジョンに対する理解は十分か。中間管理職が一般従業員にモチベーションを与えることができるか。これらが上手く絡み合うことで円滑な業務遂行が可能となります。


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