バリュープロポジションは、マーケティングに携わるビジネスマンの間で常識となっている言葉です。商品・サービスの魅力を広域に発信し、価値を高める行為を意味しています。2011年、永井孝尚氏の著書「100円のコーラを1000円で売る方法」がリリースされ、マーケティング戦略において頻繁に使われ始めました。永井孝尚氏が提唱するバリュープロポジションの理論は、高品質な商品・サービスを提供しているものの収益がアップしない企業に衝撃を与えました。

バリュープロポジションは、戦わずして勝ち抜くことをモットーに掲げており、顧客のニーズを全て取り入れる姿勢を良しとしていません。自社のオリジナリティや特徴を生かして顧客満足度の高い商品を提供することを推奨しています。独自の路線を貫きつつ、顧客が求めている商品・サービスが何かを徹底的に見極めた上で商品・サービスを開発するマーケティング戦略の手法です。他社との差別化を図ると共に、価格競争を回避できます。

バリュープロポジションを実践する際には、顧客の立場から自社の商品を見つめ直す作業が大切です。開発者側の視点では気付きにくい問題点を探り、顧客が求めている商品の機能やデザインを把握する必要があります。いくら企業がコストを費やして商品を作り上げたとしても、顧客の要望と合致していなければ売り上げは伸びません。実際、企業が素材を厳選してカバンを製作していたとしても、顧客が何の変哲もない袋として認識するケースは多いです。一つの物事にとらわれた商品の開発は、企業の自己満足にしかすぎません。多種多様な角度から物事を考え、企業・商品の価値を向上させる方法を模索することが重要です。


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