AIDMAとは、消費者がものを購買する過程を段階的に区別し、説明するモデルの一つです。
消費者は、

製品の存在を知る(Attention)

興味をもつ(Interest)

欲しいと思うようになる(Desire)

記憶する(Memory)

購買行動に至る(Action)

という過程を踏んで、商品などの購入を決定します。これらの単語の頭文字をとると「AIDMA」となります。
また、製品の存在を知る(Attention)を認知段階、興味をもつ(Interest)欲しいと思うようになる(Desire)記憶する(Memory)を感情段階、購買行動に至る(Action)を行動段階として、大きく三つに区別することもできます。

このように消費者の心情推移を分けて考え、顧客が今どの段階にあるかを見極めようとすることで、マーケティング担当者は顧客とのコミュニケーション戦略をとりやすくなります。例えば、顧客が製品の存在を知らなければ、まず知ってもらう。興味がなければ製品の良さを伝えるなどして評価育成をする。欲しいとは思っていなければ顧客にとっての必要性の提示、一度欲しくなっても忘れてしまっているようなら記憶の呼び起こし、買いたいとは思っていても機会がないのであればイベントなどで機会を提供する、といった具合に段階ごとにコミュニケーション目標を持つことができます。


AISASとは、消費者がインターネットで購買する過程を説明したモデルです。
製品の存在を知る(Attention)

興味を持つ(Interest)

検索する(Search)

購買行動に至る(Action)

意見を共有する(Share)

という過程を表し、AIDMAと同じく頭文字をとって「AISAS」と言います。
AIDMAと比べて製品の存在を知る(Attention)から購買行動に至る(Action)までの段階が少なく、最後の意見を共有する(Share)がほかの消費者に対して製品の存在を知るきっかけになることが特徴です。


AMTULも、AIDMAと同じく消費者がものを購買する過程を段階的に区別し、説明するモデルの一つです。
認知(Aware)

記憶(Memory)

試用(Trial)

本格的使用(Usage)

ブランド固定(Loyalty)

というプロセスを表しており、頭文字をとると「AMTUL」となります。
AIDMAは最終段階に購買行動を据え、消費者の短期的な購買プロセスを説明しているのに対し、AMTULは試用(Trial)、本格的使用(Usage)、ブランド固定(Loyalty)と購入後のことも段階分けして表現しており、より長期的に消費者の態度の移り変わりを説明したモデルであると言えます。
認知(Aware)については「再認知名率」、記憶(Memory)については「再生知名率」、試用(Trial)については「使用経験率」、本格的使用(Usage)については「主使用率」、ブランド固定(Loyalty)については「今後の購買意向率」という指標でマーケティング調査をすると、コミュニケーション目標を達成できたかを定量的に捕捉することができます。


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